6.測定機器の校正を社内で行うためには(第3章:人員の準備について)

6.測定機器の校正を社内で行うためには(第3章:人員の準備について)

3)人員の準備について

まず、校正員の教育手順と教育の実施が必要です。

校正員の認定制度を持つことになります
部署異動などにより、校正経験のない担当者が変更になっても、短期間で要点を覚えて貰う必要があります。
そのためには、校正手順を含めたマニュアルはもちろん、「機器管理リスト」の整備が必要です。
※機器管理については、「4.機器管理」を参照ください。

校正自体は生産性のある業務ではありませんが、ISOの本質を捉える必要があります。
校正自体は、精度「不確かさ」を評価するものですが、
本質は、それによって「より良い製品やサービスを提供する」ことに繋がる非常に需要な事項となるのです。

しかし、生産性でない業務の削減は常に求められることであります。
そう言った際に、専門業者に委託していただくことにより、ISOの取得や管理に専念していただくことができます。
弊社では、メーカー問わずスピーディに「測定器の校正」を専門で行っております。
※校正証明書は、メーカー発行の書類でなくても問題ありません。

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ISO9001の管理者(品質管理者)様向け「校正」概説
1.校正とは
2.校正をする理由
3.校正周期の決め方
4.機器管理
5.校正証明書類(トレサ三点セット)とは
6.測定機器の校正を社内で行うためには 第1章:上位標準器の準備について
6.測定機器の校正を社内で行うためには 第2章:校正環境の準備について
6.測定機器の校正を社内で行うためには 第3章:人員の準備について
6.測定機器の校正を社内で行うためには 第4章:メーカー校正と外部(業者)校正の違い
7.校正業者による評価で不適合が認められた場合

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